春の訪れも早いものですね。
寒い寒いと言っていたらもう彼岸過ぎ。
小さなお子さんをお持ちのお父さんお母さんは春休みの家族旅行に心はトンデレラ?
そうこうするうちに平成もついに最終コーナを回って来月はいよいよ恐怖の10連休のお目見えです。えっ?なぜそれが恐怖ですって?
そうね。ふふふ、です。
先日、以前から試作を温めていた「パン・ペイザン」がなんとなく形をなしてきました。
形以上にそのお味が満足のいく結果で、お見事。美味いっ!
はいこれがその「パン・ペイザン」です。

ちょっともっちりした食感で、クラムの入りも申し分なく、少しばかりのくるみとほんのちょっぴりのレモンピール、アーモンドを纏ってこれは良い。(笑)出ました、久しぶりのヌフフのふ。
来週あたり店頭にお目見えします。乞うご期待っ!
今年はなかなか思うように営業ができず、皆様には大変申し訳ないことと反省しきり。やる気はあるのに雨だ、雪だ、母の見舞いに九州だ、そうして帰省して半月足らずで思いもよらぬ無常の知らせ。シェフの悲しみは癒えることが無いのですが、それでも私たちは前進あるのみ。
少しでも美味しいパンを皆さまにお届けしたい。苔の一念岩をも通す。
やれる限りは頑張ります、って、それってほんとうは「やるの?」「やらないの?」。
次回営業日は3月30日の土曜日です。パン・ペイザン、見つけたら、買ってね。
桜の季節もじわっと早くなりましたね。昔は九州では入学式の頃が桜の満開。関東はもっと遅かったような気がしますがどうだったでしょう?
そして、この時期になると思い出すのは、母が買ってくれたビートルズの「卒業アルバム」いえいえ、「ホワイト・アルバム」です。
私の持っているレコード盤には、今では少し薄れてしまったけれど、1969,4,9 の手書きの日付があります。
あの頃、4,000円は決して安い買い物じゃなかった。とても子供のお小遣いでは手が出る金額じゃない。女手ひとつで育ててくれた母にとって、4,000円のレコードは辛い出費だったろうと思います。
だから、私は、Back in the USSR を鼻歌交じりに聞くことができない。
もちろん皆様には鼻歌交じりで聞いていただきたいですね。(笑)
「ようこそ、鼻歌交じりのパン・オ・ヌフさ」
posted by dady at 19:34| 神奈川 |
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日記
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