2018年10月07日

偏屈オヤジ



貴乃花が引退しましたね。一連の報道を見ていますと、なんとも巧妙、流れを作ったのはマスコミと言っていいのでしょうね。親方は必ず五つの一門に属さなければならないなどという決定が七月になされたなんて話はどこのマスコミも報じなかった。
流れを作り、貴乃花を追い込み、まるで用意周到な迷路に誘い込んで貴乃花を引きづり降ろす。
相撲協会とマスコミが結託して、怖いものです。この一連の出来事は何も今回の相撲の世界に限らず、全てがマスコミとつるんで裏でプロパガンダの糸を張り巡らす。全ては情報戦争。こうした情報戦争の一旦が見えてくるのは昔では考えられなかった事ですが、少し考えればこうした隅々の仕掛けが見えてくる。
九月に貴乃花が倒れたのは大好きな相撲の世界から去らなければならない自分の運命に心が折れかけたのでしょう。心労がピークに達したことは今から見ればよくわかります。弟子たちをどうやって守れば良いのか。千賀ノ浦部屋に弟子を移すという今回の騒動も報道では千賀ノ浦親方は寝耳に水、何も聞いていないと発言しましたが、こんな大事なことをなんの断りもなく独断で発表するわけがない。恐らくは千賀ノ浦親方に迷惑がかからないようにと貴乃花の独断で発表したという体裁をとってのことだったのでしょう。協会に残る親方や弟子たちには迷惑が及ばないようにと貴乃花は考えてのことだったのだと思います。それくらい貴乃花は協会から疎まれ、蜘蛛の糸にからみとられていたということです。それでも、土壇場に追い込まれても、貴乃花はそういう思いやりのある人間なのでしょう。

貴乃花は負けたのでしょうか?世界は全てこのような縮図。貴乃花は勝てなかった。しかし、負けたわけでもない。横綱引退から十五年。貴景勝、貴ノ岩、貴源治、貴公俊と幕内力士を4人も育て、これからが楽しみであった貴乃花親方の無念は想像に余りあるものがありますが、関取を4人も育てたのは貴乃花の親方としての器量です。


鈴木宗男という馬鹿な元代議士のブログから抜粋させていただきます。  
 『そもそも昨年10月末の日馬富士暴力問題も正しくない、事実でない報道からスタートした。その元をつくったのは、貴乃花親方ではないか。「ビール瓶で殴った」とセンセーショナルなショッキングな見出し記事は、誰が言ったのか。同席していた白鵬関が否定し、あとで素手とリモコンで殴った事が判明した。
 暴力はあってはならない。日馬富士は責任をとって横綱を辞めた。「ビール瓶で殴った」という嘘話が出なければ、日馬富士の責任のとり方も変わっていたのではないか。
 貴乃花親方が「相撲道」とか「改革」とよく言われたが、言葉の遊びで具体的にどうするのか示しただろうか。
 人の道に反していたのはどちらだろうか。冷静に考えるべきである。』


これが代議士なんですね。わからない人間はいるものです。
力士の身体は全身凶器と言って過言ではありません。私らの喧嘩とはワケが違う。うなだれた力士を相手に、戦う気力もない力士を相手に、先輩だから頭が上がらない後輩を相手に、頂点を極めた相撲のプロが思いっきりつっぱりをかましたら相手は死ぬかもしれない。ビール瓶より力士の拳の方が強いでしょう。空手家は手刀でビール瓶の首を落とします。そんなこともわからない元代議士。本当にバカなんですね。

相撲道も改革も、具体的な設計図なんぞがあるワケがない。真の相撲道も改革も力士が体現して初めて意味をなすのです。相撲の世界で改革とは、真の王者が手本を示す、これ以外にありません。その真の王者を育てることが改革であり、相撲道の成就なのです。
相撲に限らず、どの世界でも、真の王者が身をもって体現する以外にありません。心技体。昔から言われるように、心技体。この三つ。
だから日馬富士もましてやあの白鵬なんぞも真の王者ではないのです。
小物がはびこるこの世界に、もはや真の王者なんぞは死語かもしれません。

貴乃花親方は負けたのでしょうか?





posted by dady at 22:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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