2018年10月13日

秋もたけなわ?

ありがたいことに夏は永遠に続かない。始まりがあれば終わりはくるもの。
パン作りもこの時期がいちばんありがたいのですが、過発酵の心配もなく、待てど暮らせど生地が上がってこない、なんて心配もなく、ただ心配なのは「ぜんぶ売れるかしら?」と、取越し苦労に身を苛まれるいつもの貧乏性な「わたしの孤独」だけ。
おかげさまで再開した先週今週と完売。ただ、秋の再開以後も私にできることは早朝から分割整形、お店の支度までで、そこでさようなら。あとはシェフにお任せで、申し訳ないことにカンパーニュ生地の手伝いまではお店に居られなくて、そのせいで皆さまにカンパーニュをお届けできていないのがやるせないところ。(つまり、端折ってるってこと。シェフひとりでは限界があるのです。泣 )
ごめんなさい🙇‍♂️、次回か、次々回の営業日には必ず、かならずお目見えさせていただきます。「べべ」のないパン・オ・ヌフなんて、氷の無い微笑のようなもの。ん?
なんだか要領を得ないパン・オ・ヌフですが、早いものでクリスマス・シュトレンなんて声も聞こえて来る季節になりました。



ムスタキが亡くなってもう五年。そういえば近ごろ「孤独」という言葉をあまり聞きません。たまに聞こえてくるときは必ず「孤独死」という暗い話題になってしまいます。「孤独」がネガティブに捉えられて、孤独な奴は人生の敗残者のようなイメージがつきまとうのでしょうか?
しかし孤独は大切です。ことに若い人には。「孤独」が人を叩き上げる。「孤独」に向かい合うことで人はその魂を鍛えられ、人生と向き合う勇気を与えられる。
孤独。いいじゃありませんか。「孤独の太陽」って歌もありました。孤独は輝いているのです。嘗ては、ですが。








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微妙なお天気ですか、朝からせっせと仕込み中

朝まだ暗いうちから生地の分割。すべての整形が終わるのにだいたい4時間、今日はカンパーニュがないので4時間ですが、カンパーニュを焼くときは5時間かな。しかし、これが、あっという間の4時間で、ふう?(汗)かな。

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で、すばやくハサミを入れて✂️「エピ・ザ・ツイスト」がオーブンに入る直前です。エビで鯛を釣る?なんか変だな?笑


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2018年10月11日

哀愁のパン屋

哀愁のヨーロッパ

心配なのは女心と秋の空。週末、土曜日、ちょっとお天気が心配です。今夜が判断のしどころですが大甘に最終決定は金曜の朝。

パンを食すという醍醐味は、やはりそのシチュエーションにあります。どんな風にして食べるのか?
口を開けて食べると答えた方、ブーブー。それはパンを食べるのではなく、パンをついでに食べるのです。別にパンじゃなくてもいい。
しかし、パンじゃなくては困るのが、正しいヌフのパンの食べ方。(笑) ホント?

その昔、初めてのパリで安宿に泊まり、あさ朝食に降りていった食堂は、せいぜい10畳くらいの狭い部屋に丸い小さい食卓がいくつかてんでに据えられて私たちが座るとコーヒーカップがトントンと置かれ、後からマダムが右手にコーヒーポット、左手にミルクポッド、代わり番こに注いで周り、これが初めてのカフェ・オ・レでした。そうか、これがカフェ・オ・レか、この乱暴な注ぎ方がカフェ・オ・レには似合っている。そしてクロワッサン。シェフの目の中にはハートマークが二つも三つも。
しかし、バゲットは出てこなかった。これが私のバゲットとの初めての出会い。バゲットは出てこなかった。

大事なことは目に見えないんだよ。と、星の王子さま。

シェフは毎日朝早くに、わたしが寝ている隙に一人でパリの街に出て、どこかのパン屋さんでバゲットを買って帰るのです。彼女はそうしてバゲットを通してパリの街を見ていた。彼女はバゲットを大事に抱えて、そのパン屋さんは青い壁にくすんだ白い板壁のパン屋さん。

土曜日、お天気が崩れませんように。






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2018年10月07日

偏屈オヤジ



貴乃花が引退しましたね。一連の報道を見ていますと、なんとも巧妙、流れを作ったのはマスコミと言っていいのでしょうね。親方は必ず五つの一門に属さなければならないなどという決定が七月になされたなんて話はどこのマスコミも報じなかった。
流れを作り、貴乃花を追い込み、まるで用意周到な迷路に誘い込んで貴乃花を引きづり降ろす。
相撲協会とマスコミが結託して、怖いものです。この一連の出来事は何も今回の相撲の世界に限らず、全てがマスコミとつるんで裏でプロパガンダの糸を張り巡らす。全ては情報戦争。こうした情報戦争の一旦が見えてくるのは昔では考えられなかった事ですが、少し考えればこうした隅々の仕掛けが見えてくる。
九月に貴乃花が倒れたのは大好きな相撲の世界から去らなければならない自分の運命に心が折れかけたのでしょう。心労がピークに達したことは今から見ればよくわかります。弟子たちをどうやって守れば良いのか。千賀ノ浦部屋に弟子を移すという今回の騒動も報道では千賀ノ浦親方は寝耳に水、何も聞いていないと発言しましたが、こんな大事なことをなんの断りもなく独断で発表するわけがない。恐らくは千賀ノ浦親方に迷惑がかからないようにと貴乃花の独断で発表したという体裁をとってのことだったのでしょう。協会に残る親方や弟子たちには迷惑が及ばないようにと貴乃花は考えてのことだったのだと思います。それくらい貴乃花は協会から疎まれ、蜘蛛の糸にからみとられていたということです。それでも、土壇場に追い込まれても、貴乃花はそういう思いやりのある人間なのでしょう。

貴乃花は負けたのでしょうか?世界は全てこのような縮図。貴乃花は勝てなかった。しかし、負けたわけでもない。横綱引退から十五年。貴景勝、貴ノ岩、貴源治、貴公俊と幕内力士を4人も育て、これからが楽しみであった貴乃花親方の無念は想像に余りあるものがありますが、関取を4人も育てたのは貴乃花の親方としての器量です。


鈴木宗男という馬鹿な元代議士のブログから抜粋させていただきます。  
 『そもそも昨年10月末の日馬富士暴力問題も正しくない、事実でない報道からスタートした。その元をつくったのは、貴乃花親方ではないか。「ビール瓶で殴った」とセンセーショナルなショッキングな見出し記事は、誰が言ったのか。同席していた白鵬関が否定し、あとで素手とリモコンで殴った事が判明した。
 暴力はあってはならない。日馬富士は責任をとって横綱を辞めた。「ビール瓶で殴った」という嘘話が出なければ、日馬富士の責任のとり方も変わっていたのではないか。
 貴乃花親方が「相撲道」とか「改革」とよく言われたが、言葉の遊びで具体的にどうするのか示しただろうか。
 人の道に反していたのはどちらだろうか。冷静に考えるべきである。』


これが代議士なんですね。わからない人間はいるものです。
力士の身体は全身凶器と言って過言ではありません。私らの喧嘩とはワケが違う。うなだれた力士を相手に、戦う気力もない力士を相手に、先輩だから頭が上がらない後輩を相手に、頂点を極めた相撲のプロが思いっきりつっぱりをかましたら相手は死ぬかもしれない。ビール瓶より力士の拳の方が強いでしょう。空手家は手刀でビール瓶の首を落とします。そんなこともわからない元代議士。本当にバカなんですね。

相撲道も改革も、具体的な設計図なんぞがあるワケがない。真の相撲道も改革も力士が体現して初めて意味をなすのです。相撲の世界で改革とは、真の王者が手本を示す、これ以外にありません。その真の王者を育てることが改革であり、相撲道の成就なのです。
相撲に限らず、どの世界でも、真の王者が身をもって体現する以外にありません。心技体。昔から言われるように、心技体。この三つ。
だから日馬富士もましてやあの白鵬なんぞも真の王者ではないのです。
小物がはびこるこの世界に、もはや真の王者なんぞは死語かもしれません。

貴乃花親方は負けたのでしょうか?





posted by dady at 22:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月06日

戦いすんで日が暮れて

ご無沙汰しました。
本日は久しぶりの営業に勝手を思い出すのに四苦八苦、その割には手際良く、ラインナップの七割勝負でお茶を濁したとも言えそうですが、今日はこれが精一杯。カンパーニュ生地が少なかったのは申し訳ないことでした。
いきなりフルスロットルとは参らぬようで少しずつギアを上げていきます。
しかし、久しぶりに見る「かぼちゃパン」はとっても美味しそう、「イモ・デ・ゴワス」は思わず生つばもののトゥーマッチ!
どれも一度は食べてみたい。そう、灯台下暗し。嗚呼、ヌフのバゲットよ。食べたい。来週土曜日、お待ちしております、see you next.


パン・オ・ヌフの真骨頂






posted by dady at 20:24| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

やっぱり熱い、厨房のなか

汗をかきかき作ってます。
二ヶ月ぶりのパン作り、今のところ破綻(笑)もなく、美味しそうに焼きあがってきます。
薔薇の名前がうっかりシナモンを振りかけるのを忘れそうになって大慌て、ま、にんにんです。



ようこそパン・オ・ヌフの世界へ







posted by dady at 09:23| 神奈川 🌁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月05日

不安がいっぱい

つれづれにラインナップを眺めるにつけ、不安が頭をもたげてきます。
頭の中でイモ・デ・ゴワスの作り方を反芻して、えっ、これでよかったっけ?きび砂糖はあるよね、黒ごまは?
バゲットは、ハイジは?
なるようになるかしら?




posted by dady at 12:21| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お天気が心配ですが。

今日はもう空からポツポツ来ていますが、明日のお空はどうかしら?
本日すでに仕込みを始めていますのでもう後戻りはできません。
上手くできるかしら?とちょっぴり不安なわたしたち。もうすでに予約も入ってギアはトップに入りました、ナ〜んちゃって。
皆さまのお越しをお待ちしております。



ようこそ、ヌフフ


posted by dady at 11:35| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月27日

再開の延期のお知らせ

29日に再開の予定でしたがこのところの長雨でお店のメンテナンスが不十分で、皆様には大変申し訳ないのですがオープンは10月6日の土曜日にに繰り延べさせていただきたいと思います。
やはり二ヶ月お休みするとお店の内外共大掃除を済ませて、なによりお天気が回復しないことにはお店の中を十分にメンテナンスすることが叶わず、私どもの不用意な準備を重ねてお詫び申し上げる次第です。
ご容赦ください。

よろしく、よろしくお願いいたします。

パン・オ・ヌフ店主敬白
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2018年09月23日

天高く馬肥ゆる、秋

一筆啓上、火の用心お仙泣かすな馬肥やせ。本多重次

日本一短い手紙として有名なこの一文。現代ならショートメールかツイッターで済ませられる内容。しかし、本多重次は、長篠の合戦の最中に妻にあててしたためました。「火の用心。お仙泣かすな 馬肥やせ。」武士が今まさに合戦始まらんとするそのさなかに、想像して見ましょう。木株に腰掛けて携帯を打つ本多重次を。その神経は只者ではありません。
この本多重次はてっきり安房の国に本拠を構えた本多家かと思ったら、三河国には本多性が多く、家康の重臣には本多と名の付く重要な家臣が結構いるものなんですね。本多忠勝、本多正信。で、この安房の国の本田家は徳川の四天王、本多忠勝の治めた大多喜城が起源で、地元ではNHKの大河ドラマに我が地元の本多様を主人公にとテレビドラマの誘致合戦が町をあげて繰り広げられているんです。町興しに大河ドラマを、というのも本末転倒ですが、町を歩くとあちこちにこの本多の幟旗がたなびいて、
「ねえ、この街はせいぜい3、4万の三浦市のような地方都市なのに、どう、これ、本屋さんがいっぱいだね。スゴイよね!」
な〜んてわたしら夫婦は感嘆仕切り、我らが町ではツタヤさんは無くなるし、三浦海岸の本屋さんは店仕舞いするしで寂しく思っていたのがこの街ではあちこちのお店の前に本屋さんの幟旗が。スゴイなあ、この読書人口は。
本の一字の幟旗は本多忠勝の合戦旗だと、おバカな私たちの一人合点も後で気がついて大笑い。極楽トンボのシェフとわたし。

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さて、ネットで様々な評判を聞くと、これほど当てにならないものはありませんが、要は自分で確かめてみること。これしかありません。
美味しいパンづくりは結局は作る人間の舌先三寸(オット、この表現は、ちょっと違う、よね?)、小麦は関係ないと言ってもそれもまた違いますが、小麦に頼っているだけでは美味しいパンは作れない。
夏休みのブーランジェリー巡りは思った成果はあげられませんでしたが、その後お店で国産小麦を使ってパン作りを試みてわかったことがいくつかあります。
オープン以来強力粉はずっとカナダ産の🇨🇦強力粉で迷うことなく作り続けてきたのですが、なぜか国産小麦信仰がもてはやされて国産小麦がサイコーなんだと勘違いされる方が多いのはなぜなのかと、パン・オ・ヌフは考えました。わたしも人一倍ニッポンが大好きですがだからと言って何でもかんでも国産がいい、国産なら安全だともてはやすのも怖いものがあります。
なんども言うようですが、この国の偽装も諸外国に負けず劣らず凄まじいものがあります。フォルクスワーゲンの偽装を嘆いていたら今度は日産、三菱、ここにきてマツダまで、私たちは何を信じれば良いのでしょう?

まず安全は産地にあるのではなく、その前に作業場にあります。厨房で安全のために、品質の維持のために気を配っているか?清潔を保っているか?どんな粉を使っても美味しいパンは焼けるんだ、と言うほど世の中は甘くありません。
国産小麦にあまり乗り気でなかったのは、まずその価格が高すぎることにあります。高ければ良いと言うのは違います。
国産小麦を使うことを巧みに戦略として利用するその風潮がまず嫌いなのです。私たちは国産小麦を使っていますよ、なにより食の安全のためにお客様のためにこそ国産に徹しています、と言うそのあざとさがわたしは嫌いなのです。

偏屈といわば言え。偏屈に徹することもものづくりの大事な要諦。偏屈に徹するとはどこまでも自分を信じることなのですね。しかし、ひとは、往々にして自分を信じきれない。自分の至らなさを生まれてこのかた何十年も見てきただけにそんな自分を信じられない。だからこそ、ひとは、自分の道を早くに定め、自分の欠点があからさまになる前に己が道を是と定めて若いうちから一心不乱にやよ励め、鉄は熱いうちに打て。

わたしたちはパン屋を年を重ねてから始めたので信じるだけの自分がありません。パンの技術も応用も無手勝流。柳生新陰流には遠く及ばないけれど、偏屈だけは半端じゃない。そこを拠り所にして、シェフの美しいパン作りに応えたい。

ビゴさんが亡くなりましたね。ニッポンにフランスパンの醍醐味を伝えてくれたビゴさんはまだ76歳という若さでお亡くなりになりました。2、3年前、私たちのお店に来られたビゴさんそっくりの方はもしかしたら本当にビゴさんだったのかもしれない。?
不意に入って来られてバゲットを一本鷲掴みにされて、レジに持って来る途中に気がついてエピも一本ついでのように掴んでニッコリ。
「今の人、ビゴさんじゃない?」
えっ?と慌てて店の外を覗くと紅いスポーツカーに乗って颯爽と走り去っていかれた後ろ姿はもしかするともしかして?

ビゴさんも偏屈な方だったのでしょうか?愛すべき偏屈の詩人。
ご冥福をお祈りいたします。わたしたちもビゴさんのように美味しいパンを作りたい。



偏屈なパン・オ・ヌフの世界へようこそ


posted by dady at 12:20| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月12日

はや九月も半ば。

すっかりご無沙汰してしまいました。
厳しい夏の暑さでしたが、皆様無事この猛暑をくぐり抜けたでしょうか?
いやほんとうにぐったりの毎日でしたが、ようやく凌ぎやすい朝を迎えて背筋が少し伸びるような、、、。

災害が怒涛のようにやってくる、こんな夏も珍しいですね。幸い神奈川では台風もそれてくれて、大雨も突風も大したことはなくご同慶の至りなのですが、西日本の各地では災害が立て続けに襲って悲しいことが多かったかもしれません。
私も子供の頃大変な災害にあったことがあるので災害に遭われた方のお気持ちは痛いほどわかります。
ブログの片隅でお悔やみを申し上げるのも気がひけるのですが、災害地の皆様の一刻も早い立ち直りをお祈りいたします。

いろいろと目まぐるしく災害から事件まで、関係はないけれど人生は七転び八起き。転んでばかりの私たちですがいつの間にか立ちあがって前を向いている。前を向くしかないと言うのも事実ですが、後ろ向きの方が風当たりがなくていいや、なんて横着なことを考えるといけません。
近ごろ前向きな事件といえば大阪なおみさんの全米オープンの優勝でしょうか🏆。
彼女の天性の性格の良さが私たちに忘れていたものを呼び覚ましてくれましたね。二十歳の女性に教えられるものは大きかった。

スポーツ界の嫌な事件の連続にウンザリしていた日本人に美しさとは何かということを見せつけてくれました。

さて、私たちもそろそろと腰を上げて、ヌフの再開に備えなくてはなりません。
遅くなりましたが九月の二十九日、土曜日、朝十時。開店です。
小麦粉から副菜まで、準備を怠らず、さあ。頑張らなくっちゃ。


キタノカオリの食パン.jpg

posted by dady at 10:07| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月18日

今は昔のR&B

さて音楽好きの「晴れのち曇り、」ですが、これだけはわからないのがヒップホップです。どこがいいのかヒップホップ?
およそジャンルにとらわれず、世界中の音楽に耳を傾けてきたこのわたしにも、唯一わからないのがヒップホップと国産小麦。(笑)
いやしかし、キタノカオリで食パンをこしらえてみて、これはこれで美味しくて、ただちょっと食感にモチモチ感が乏しいのはなぜかしら?逆にそのカサついた味が好きな人には良いのかな、と思えなくもありませんが、しかし、ヌフでこの食パンを提供するとやっぱり、どうでしょう???
ヌフのパン・ド・ミに求められる深い味わいがキタノカオリには希薄なのです。後を引くような味わい深さ。ただ、国産小麦も捨てたもんじゃない、というのは嬉しい誤算でした。パンの粉の選択は難しい。やたらと粉を変えてはお客様に失礼だし、これはもう結婚のようなもので、一緒になった以上は添い遂げるんだという覚悟もまた必要なのです。この嫁で最高のパンを作ってやる🍞。この婿殿と決めた以上地獄の果てまで添い遂げてやる。その意地、その覚悟、その執念。パンもまた出会いなのです。

そんな出会いのむかし話。むかしむかし、あるところに。
初めて聞いた黒人歌手というと私たちの時代ではおそらくレイ・チャールズが最初のような気がします。「ヒット・ザ・ロード・ジャック」。そう、「旅立てジャック」。「ホワッド・アイ・セイ」「アンチェイン・マイ・ハート」💓。サムとデイブの「ホールド・オン」。水割りでうすめた「マイ・ガール」はテンプテーションズ、この歌もなんどもリヴァイバルヒットしたものでした。
そして運命のオーティス・レディング、「ドッグ・オブ・ザ・ベイ」はオーティスがあの不幸な飛行機事故で亡くなった直後の遺作となった大ヒット曲。おそらくこの日本で、歌は世につれ世は歌につれのレベルで大ヒットした最初で最後のリズム・アンド・ブルースがこの「ドッグ・オブ・ザ・ベイ」ではなかろうか、と思います。
「リーチアウト・アイル・ビー・ゼア」は誰でしたっけ?ってもちろんフォー・トップスです。 そしてそして忘れてはならないシュープリームスのあまたのヒット曲。でも、ニッポンでヒットしたのは残念ながら「ラヴ・チャイルド」くらいかな。
そんな時代の黒人歌手に一見地味なアレサ・フランクリンがいたのです。「小さな願い」はほんとうにアレサの小さな大ヒットでしたね。
今日、アレサ・フランクリンが亡くなったと聞いて、ああ、ほんとうに彼女は偉大な歌手だったんだなあとあらためてしみじみ思います。

そんな彼女を偲んで、思い出の「小さな願い」。えっ?四つのお願い?それはちあきなおみ。ちあきなおみもまた素晴らしいですね。



アレサ・フランクリンの偉大さを示すこんなヴィデオ。ジャンピン・ジャック・フラッシュはレオン・ラッセルとアレサ・フランクリンで決まりなんですね。




小さな願いのパン・オ・ヌフ。




posted by dady at 21:43| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月14日

センチメンタルジャーニー

連日続く酷暑の毎日ですが、ここにきてほんの少しではありますが朝方の暑さが和らいで、寝苦しい毎日もちょっぴり解消。しかし、日中の暑さはまだまだ厳しいものがあります。
残暑お見舞い申し上げま〜す。

このきびしい暑さの中、関東近辺小旅行の旅。私もシェフもヴァケーションにはうるさい方。八月ともなると矢も盾もたまらず、とびだせ青春、とばかりにムズムズして行ってきましたが、しかしこの猛暑、やはり夏はお家でじっとしておくのがいい。炎天下の下ではすべてが白昼夢。湖畔の散歩道を歩きながらジリジリと照りつける日差しの下で ( 俺が何をした、、、?)と、うつむきながら額の汗をぬぐう💦。サイテー。
さてしかし、今回のジャーニーは評判のよいブーランジェリー巡りをしてみようか?いや、これがとっても楽しみで、先ずは最初に入ったのが創業二百年になんなんとするもろみ醤油の醸造屋さん。?ン?この醤油屋さんの店構えが良い。本当に良い😋、味も良い 。癖がなく、料理の邪魔をしないのも醤油の大事な使命かもしれません。
建物がまた時代がかかってとってもグー。澪つくしのお婆さんも若いころはさぞやと、、、。
店主のおじいさんはブーランジジー、な〜ンチャッテ。笑)失礼。いやしかし、お土産に買った醤油も海苔の佃煮も美味しかった。

で、まずは目指すブーランジェリーは地元産の小麦を農家から取り寄せ、自ら挽いて全粒粉をこしらえて、と言う何処かで聞いたことがあるような手作り感満載のパン屋さん。これは期待できます。今はこんなスタイルがウリなんですね。ただし、全粒粉だけってのが味噌なんです。パン屋さんで全粒粉を使うのは主にカンパーニュ系のパン。それも量は少なくて、パンの味を決定づけるほどの要素ではないんです。しかも、おそらくはどこのパン屋さんでもカンパーニュ系のパンはそうそう捌けないので、作る量も知れている、おっと、これは余談。(笑)
で、まずはひとわたりお店のパンとご対面。美味しそう!菓子パンはどれもヨダレが出そうに(失礼)食指を誘います。しかーし、ダイエット中の私どもにはどれも悪魔の誘惑です。で、買ったのはベーコン・エピ、な〜んにも入っていない塩っぽいパン、小さめのレーズン入りのカンパーニュ系のパン。お昼前で食前ということもあってまずはこんなところから。写真は撮りませんでした。お終い。(笑)

よそ様のパンのことはこれくらいにして、(おいおいおい、ブーランジェリー巡りはどうなったのかな?)さて、旅行から戻ってみると我が家のパンがもうありません。ちょうどお粉も切らして、真夏に粉を在庫で置くよりはと切りよく七月でお休みに入ったのですが、それにしても我が家のパンがないのは我慢できない。仕方なく少量なので通販で粉を買い、さて明日あたり仕込みしようかと手ぐすねを引いています。どうせならこのご時世、国産小麦で作ってみるかと買いました「キタノカオリ」。猫も杓子も国産小麦のご時世におっとり刀で私たちも参入。
これはこれでまたレポートしますね。乞うご期待。

しかし、暑い☀️。

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ようこそパン・オ・ヌフの真夏の世界へ




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2018年08月04日

地獄の叫び

九州は大分の生まれ、別府温泉で産湯を使い、砂風呂を昼寝に成長したボクちゃんは、別府といえば「地獄めぐり」。
地獄を庭に遊んだようなもので昨今の地獄の猛暑もなんのその。口笛ふきふき炎天下の路上を涼しげに歩く🚶。歩く姿は、陽炎にかすんで見えない。泣
いやあしかし、その地獄の使者も汗をふきふき💦うっすらと涙目で、辛い、キツイ、汚い、こんな調子ではもう待てない。カキ氷ぃ。スイカぁ、ソーメンっ!
いやあしかし、今年は許します。今年は。しかし、来年はどうなるの?来年は普通の暑さなの?普通にちらほら熱帯夜もあって、猛暑日なんて一回か二回はあってもいいや。でも、毎日はイヤ。ほんとうに、来年は許してくれるかしら?ええっ?再来年?

昔はこんな歌がありました。別府生まれのミッチ・ライダーとデトロイトウィールズ。日本風に芸名をつけると「ミチノリ兄ぃとトヨタアイチーズ」ってなもんですね。あの頃はアメ車が世界を席巻していたというもうすでに古い歴史の遺産なんですね。青年老やすく、学なり難し。嗚呼、青春。「地獄」を冠にした元祖ヘビーロックがこのミッチの「地獄の叫び」でした。さすがにレコードの方が優れものですが。「地獄シリーズ」のキッスも真っ青になるミッチの叫び。



ついでと言ってはなんですが、、、。




ようこそ、夏をのりきりたい。パン・オ・ヌフです。



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2018年07月23日

パンと水

一昨日は夏休み前の最后の営業。猛烈な暑さにこの暑い中ではなかなか難しいかな、と思ったのですが、ありがたいことにおかげさまで三時前には完売。
ほんとうにありがとうございました。
どんなに暑くってもパンはパン。パンのお好きな方にとっては欠かせない食材です。
その欠かせないパンをしばらくですがご提供できないのは大変申し訳ないのですが、九月半ばまで夏休みをいただくことになりました。
皆様くれぐれも健康にご留意されてこの暑さをのりきってくださいね。

いつもヌフのパンを楽しみにしてくださる皆様には本当に感謝の言葉もありません。
もっともっと喜んでいただけるように、工夫を重ね、精進あるのみ。

「晴れのち曇り、」も「晴ればっかり。」。雨が続けば晴れないかなあ、晴天が続けばそろそろ降らないかなあと勝手なことばかり。
夏本番のこれからですが、暑中お見舞い申し上げます。

しかし表題の「パンと水」は何だったのか?暑さのせいでクラクラして、わけのわからないブログになってしまいました。
お嫌でなければ休み中も時々のぞいてあげてくださいまし。不定期ですが、忘れずに更新します。
それでは、have a nice summer って、それも古いなあ。

パン・オ・ヌフ
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2018年07月20日

夏休み前の最后の営業

怖ろしい暑さが続きます。ちょっと動くと汗びっしょり。これはこれは、これは記憶にない暑さです。
地球温暖化がはたして人間の活動のせいで引き起こされた現象なのか、それともながい地球の歴史の中で繰り返される現象なのか?
いずれにしても、幸せな未来はあるのかしら?と、ちょっぴり悲観的になってしまいます。
う〜ん?ま、ただの猛暑、とも言えなくもありませんが、、。

さて、今週の土曜日21日が夏休み前の最後の営業になります。
再開は九月半ばを予定しております。
夏休みはいくつになっても嬉しいもの。

シェフは嬉しそうに👩‍🍳今から夏休みの計画を立ててトンデレラ状態ですが、私のほうは、、、トホホ。です。(チョッピリ忙しいってヤツです)

もうひとつ、みなさまには恐縮なお知らせですが、秋の再開時にはパン・ド・ミの価格を改定させていただきたいと。先日、とある珈琲店でレジでお金を払うとき、持ち帰りのパンの広告があり、山高パンの価格を見るとこれは信じられない。しみじみと私たちのパンの価値について考えさせられてしまいました。
手前味噌で恐縮ですが、わたしたちのパン・ド・ミが安すぎる(厚かましい物言いで申しわけございませんが、)ことにあらためて思い至った次第。大変勝手な言い分で恐縮至極ではありますが、ヌフのパン・ド・ミにはこれくらい払ってもいいわよと、そう思われるパン作りに邁進いたします。どうぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

店主敬白
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2018年07月12日

VACATION ヴイ エイ シーエーチアオエン

そう。なつやすみ。漢字で書いても夏休み。英語で書いてもNATSUYASUMI。フランス語で書くと 、vacances d'ete 。笑
なんでフランス語だけアチラなんだ?と、目くじらは立てないでくださいね。

で、その夏休みですが、当店では今週来週までは営業いたしますが、勝手を申し上げて恐縮ですが再来週の28日から少し早めの夏休みに入らせていただきます。この暑さの中でパンを焼くのは至難の技。若さが売りのパン・オ・ヌフ?ですが、地獄の厨房では若さ故、夏はそーめん、冷奴、焼きナスもり蕎麦冷やし中華。矢尽き、力果て、とても寂しいけれど、暑さには勝てない。
ここは目を瞑って食欲の秋に再会をお約束いたします。8月いっぱいは夏休みです。(ごめんなさい。)

そういえば先週でしたか、お見えになられたお客様が、ああやっと来られました。もうこちらは私にはマボロシのパン屋さんなんです。

まぼろし探偵?
と、その連想がすでに古い、と笑われそうですが、昨今このマボロシというやつも既に死語ではあります。
近頃街を歩いていて気がついたことを思いつくままに言うと、カンパーニュ、 バゲットも、信じられないくらいにふわふわのパンがあるもので、そうかこれがバゲットか?これがカンパーニュか?このバゲットが三百円か?うちのバゲットは二百八十円。そうかっ!と、下っ腹に力を入れて、目頭にうっすらと汗をかいて、そうかッ!
そうかと思うと横須賀の三春町で入ったファミリーレストラン、お昼過ぎでしたが数人の若い男女のグループが食事をしながら喧(かまびす)しいったらありゃしない。まるで居酒屋のノリ。すぐ横で食事をしていた若いカップルが本当にお気の毒。また殊更大声で馬鹿笑いをするのがその中の一人の女子。 TPOを知らないんですね。おっと、このTPOもすでに死語?親から躾を受けていないのでしょうね。本人も不幸だけれど、親も不幸です。そういえば先月でしたか、三浦海岸のレストランで携帯で長々と話し込む四十代と思しき男子がいましたね。なんだか信じられないと思うのは私だけ?

とまあ、そんな愚痴とも嫌味とも言えないような唐変木のパン・オ・ヌフですが、でも、もうすぐなつやすみ。漢字で書けば、夏休み。フランス語で書けば、、、、

週末の三連休は「危険な暑さ」がつづくそうです。皆様くれぐれも体調に留意されてこの夏を乗り切りましょう。土曜日、営業しております。頑張ります。




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2018年07月08日

厨房の中はアッちっち!

さてこの季節、どこのパン屋さんもそうでしょうが、ヌフも御多分に洩れず、朝から三十度を超えてアッちっち!
記録的な猛暑の予想まで出てパン屋さんは涙目をこらえてパンを焼きます。
そんな季節の台風と梅雨前線の影響で先週は列島各地で大災害。まるで伊勢湾台風のような大荒れのお天気で、今なを助けを待つ人が大勢いる状況ではパン屋の苦労なんて言ってられません。
一日も早い災害の復旧を願うばかり。

(ごめんなさい、伊勢湾台風は死者4,000人以上の甚大な被害だったんですね。)

天災は忘れた頃にやって来る。しかし、このところの異常気象は忘れるそばからやってくる。忘れる暇もなくやってくる。昨夜の地震もしかり。来たっ、と思いましたが幸い本番ではなくホッとため息。なんだか地震慣れも嬉しいやらこそばゆいやら😂。
こんな地震がエッチラホッチラやってくる日本列島に、ほんとうに原発は必要なの?

原発、台風、異常気象。地震雷火事親父。
人生いろいろ、男も色々、女だっていろいろ咲き乱れて、雨も☔️嵐も乗り越えて、おとこイチローどこへ行く。
このイチローも、私たちの時代の一郎とは違うんですねえ。(わかる人は分かるかしら?)
ということは、幸子の幸はどこにもないのかもしれない。
幸福も不幸もない。ああ、それは、まるで人間失格の時代に逆戻りしたのでしょうか。(これも分かる人は分かるかしら?)

こんなホットな列島には、これっきゃないけど、これも以前ご紹介したような?



夏になると思い出す。「スプーンに溢れる愛」なんて、素敵なバンド名だと思いませんか。
分かる人は分かるかしら??


ようこそパン・オ・ヌフのHOTな世界へ






posted by dady at 18:53| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月21日

23日はお休みです。

梅雨空の肌寒い日がつづく毎日、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
〜〜大きなお世話と叱られそうな不愛想な書き出しで失礼しました。
こんな時はなにかあるぞ?と思われた皆様、そうなんです。今度の土曜日は恐縮ですが、お休みをいただくことになります。申し訳ございません。

雨の日マークの土曜日はお休みをいただくヌフですが、今週は雨にかかわらずお休みをいただくことになります。ご容赦下さい。次週の営業は30日、頑張ります。(心して)

そういえば今度の日曜日はラベンダー祭り。ヌフのお店の目の前で繰り広げられる賑やかな花の祭典。
この日のために一年間、来る日も来る日もせっせと草を取る黒子に徹する方がおられます。夏の暑い日にも早朝から黙々と草を取る。私たちも朝は特別早いのですが、空が白み始めるとかならず向かいのラベンダー畑でせっせと働くその方はほとんど毎日の如くラベンダー畑の世話をやく。私たちは厨房の小さい窓から時折その方を見やりながら、まるでその方といっしょに併走するようにパン作りに励んでいるのです。
まさに、ラベンダー畑は一日にして成らず。しかし、それもたったの一日で、そうしてあっという間に刈り取られてしまうラベンダーの花。花咲く💐娘たちは、あゝ、いま何処。

じつは、そのラベンダー畑を守る方のたぶんお母様ではないかと思われるおばあちゃまがいらっしゃるのです。少し足がお悪いのですが、時々ご無理をされて頻繁に行き交う車の途切れたときにご不自由なお体で道路を渡ってヌフのパンを買いにきてくれるのです。
「いつもなかなか渡れなくてゴメンね」っと仰言ってくれるのですが、こちらこそそのお気遣いがありがたく、パンを包む時も心のなかで最敬礼。本当にありがたいことだと思います。二、三年前になりますが、そのおばあちゃまが摘んだラベンダーの花をひと抱え💐、私どもに届けてくれたことがあります。綺麗に包装して、これ、あげようと思って、と、ご不自由なお身体で道路を渡ってきてくれて、手渡されたラベンダーの花はひときわ美しかったです。
パンを間において、私たちはなんて恵まれたパン屋なのでしょう。



ようこそ花咲くパン・オ・ヌフの世界へ。でも、こんどの土曜日は、お休みなのです。



posted by dady at 06:35| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする