2018年09月12日

はや九月も半ば。

すっかりご無沙汰してしまいました。
厳しい夏の暑さでしたが、皆様無事この猛暑をくぐり抜けたでしょうか?
いやほんとうにぐったりの毎日でしたが、ようやく凌ぎやすい朝を迎えて背筋が少し伸びるような、、、。

災害が怒涛のようにやってくる、こんな夏も珍しいですね。幸い神奈川では台風もそれてくれて、大雨も突風も大したことはなくご同慶の至りなのですが、西日本の各地では災害が立て続けに襲って悲しいことが多かったかもしれません。
私も子供の頃大変な災害にあったことがあるので災害に遭われた方のお気持ちは痛いほどわかります。
ブログの片隅でお悔やみを申し上げるのも気がひけるのですが、災害地の皆様の一刻も早い立ち直りをお祈りいたします。

いろいろと目まぐるしく災害から事件まで、関係はないけれど人生は七転び八起き。転んでばかりの私たちですがいつの間にか立ちあがって前を向いている。前を向くしかないと言うのも事実ですが、後ろ向きの方が風当たりがなくていいや、なんて横着なことを考えるといけません。
近ごろ前向きな事件といえば大阪なおみさんの全米オープンの優勝でしょうか🏆。
彼女の天性の性格の良さが私たちに忘れていたものを呼び覚ましてくれましたね。二十歳の女性に教えられるものは大きかった。

スポーツ界の嫌な事件の連続にウンザリしていた日本人に美しさとは何かということを見せつけてくれました。

さて、私たちもそろそろと腰を上げて、ヌフの再開に備えなくてはなりません。
遅くなりましたが九月の二十九日、土曜日、朝十時。開店です。
小麦粉から副菜まで、準備を怠らず、さあ。頑張らなくっちゃ。


キタノカオリの食パン.jpg

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2018年08月18日

今は昔のR&B

さて音楽好きの「晴れのち曇り、」ですが、これだけはわからないのがヒップホップです。どこがいいのかヒップホップ?
およそジャンルにとらわれず、世界中の音楽に耳を傾けてきたこのわたしにも、唯一わからないのがヒップホップと国産小麦。(笑)
いやしかし、キタノカオリで食パンをこしらえてみて、これはこれで美味しくて、ただちょっと食感にモチモチ感が乏しいのはなぜかしら?逆にそのカサついた味が好きな人には良いのかな、と思えなくもありませんが、しかし、ヌフでこの食パンを提供するとやっぱり、どうでしょう???
ヌフのパン・ド・ミに求められる深い味わいがキタノカオリには希薄なのです。後を引くような味わい深さ。ただ、国産小麦も捨てたもんじゃない、というのは嬉しい誤算でした。パンの粉の選択は難しい。やたらと粉を変えてはお客様に失礼だし、これはもう結婚のようなもので、一緒になった以上は添い遂げるんだという覚悟もまた必要なのです。この嫁で最高のパンを作ってやる🍞。この婿殿と決めた以上地獄の果てまで添い遂げてやる。その意地、その覚悟、その執念。パンもまた出会いなのです。

そんな出会いのむかし話。むかしむかし、あるところに。
初めて聞いた黒人歌手というと私たちの時代ではおそらくレイ・チャールズが最初のような気がします。「ヒット・ザ・ロード・ジャック」。そう、「旅立てジャック」。「ホワッド・アイ・セイ」「アンチェイン・マイ・ハート」💓。サムとデイブの「ホールド・オン」。水割りでうすめた「マイ・ガール」はテンプテーションズ、この歌もなんどもリヴァイバルヒットしたものでした。
そして運命のオーティス・レディング、「ドッグ・オブ・ザ・ベイ」はオーティスがあの不幸な飛行機事故で亡くなった直後の遺作となった大ヒット曲。おそらくこの日本で、歌は世につれ世は歌につれのレベルで大ヒットした最初で最後のリズム・アンド・ブルースがこの「ドッグ・オブ・ザ・ベイ」ではなかろうか、と思います。
「リーチアウト・アイル・ビー・ゼア」は誰でしたっけ?ってもちろんフォー・トップスです。 そしてそして忘れてはならないシュープリームスのあまたのヒット曲。でも、ニッポンでヒットしたのは残念ながら「ラヴ・チャイルド」くらいかな。
そんな時代の黒人歌手に一見地味なアレサ・フランクリンがいたのです。「小さな願い」はほんとうにアレサの小さな大ヒットでしたね。
今日、アレサ・フランクリンが亡くなったと聞いて、ああ、ほんとうに彼女は偉大な歌手だったんだなあとあらためてしみじみ思います。

そんな彼女を偲んで、思い出の「小さな願い」。えっ?四つのお願い?それはちあきなおみ。ちあきなおみもまた素晴らしいですね。



アレサ・フランクリンの偉大さを示すこんなヴィデオ。ジャンピン・ジャック・フラッシュはレオン・ラッセルとアレサ・フランクリンで決まりなんですね。




小さな願いのパン・オ・ヌフ。




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2018年08月14日

センチメンタルジャーニー

連日続く酷暑の毎日ですが、ここにきてほんの少しではありますが朝方の暑さが和らいで、寝苦しい毎日もちょっぴり解消。しかし、日中の暑さはまだまだ厳しいものがあります。
残暑お見舞い申し上げま〜す。

このきびしい暑さの中、関東近辺小旅行の旅。私もシェフもヴァケーションにはうるさい方。八月ともなると矢も盾もたまらず、とびだせ青春、とばかりにムズムズして行ってきましたが、しかしこの猛暑、やはり夏はお家でじっとしておくのがいい。炎天下の下ではすべてが白昼夢。湖畔の散歩道を歩きながらジリジリと照りつける日差しの下で ( 俺が何をした、、、?)と、うつむきながら額の汗をぬぐう💦。サイテー。
さてしかし、今回のジャーニーは評判のよいブーランジェリー巡りをしてみようか?いや、これがとっても楽しみで、先ずは最初に入ったのが創業二百年になんなんとするもろみ醤油の醸造屋さん。?ン?この醤油屋さんの店構えが良い。本当に良い😋、味も良い 。癖がなく、料理の邪魔をしないのも醤油の大事な使命かもしれません。
建物がまた時代がかかってとってもグー。澪つくしのお婆さんも若いころはさぞやと、、、。
店主のおじいさんはブーランジジー、な〜ンチャッテ。笑)失礼。いやしかし、お土産に買った醤油も海苔の佃煮も美味しかった。

で、まずは目指すブーランジェリーは地元産の小麦を農家から取り寄せ、自ら挽いて全粒粉をこしらえて、と言う何処かで聞いたことがあるような手作り感満載のパン屋さん。これは期待できます。今はこんなスタイルがウリなんですね。ただし、全粒粉だけってのが味噌なんです。パン屋さんで全粒粉を使うのは主にカンパーニュ系のパン。それも量は少なくて、パンの味を決定づけるほどの要素ではないんです。しかも、おそらくはどこのパン屋さんでもカンパーニュ系のパンはそうそう捌けないので、作る量も知れている、おっと、これは余談。(笑)
で、まずはひとわたりお店のパンとご対面。美味しそう!菓子パンはどれもヨダレが出そうに(失礼)食指を誘います。しかーし、ダイエット中の私どもにはどれも悪魔の誘惑です。で、買ったのはベーコン・エピ、な〜んにも入っていない塩っぽいパン、小さめのレーズン入りのカンパーニュ系のパン。お昼前で食前ということもあってまずはこんなところから。写真は撮りませんでした。お終い。(笑)

よそ様のパンのことはこれくらいにして、(おいおいおい、ブーランジェリー巡りはどうなったのかな?)さて、旅行から戻ってみると我が家のパンがもうありません。ちょうどお粉も切らして、真夏に粉を在庫で置くよりはと切りよく七月でお休みに入ったのですが、それにしても我が家のパンがないのは我慢できない。仕方なく少量なので通販で粉を買い、さて明日あたり仕込みしようかと手ぐすねを引いています。どうせならこのご時世、国産小麦で作ってみるかと買いました「キタノカオリ」。猫も杓子も国産小麦のご時世におっとり刀で私たちも参入。
これはこれでまたレポートしますね。乞うご期待。

しかし、暑い☀️。

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ようこそパン・オ・ヌフの真夏の世界へ




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2018年08月04日

地獄の叫び

九州は大分の生まれ、別府温泉で産湯を使い、砂風呂を昼寝に成長したボクちゃんは、別府といえば「地獄めぐり」。
地獄を庭に遊んだようなもので昨今の地獄の猛暑もなんのその。口笛ふきふき炎天下の路上を涼しげに歩く🚶。歩く姿は、陽炎にかすんで見えない。泣
いやあしかし、その地獄の使者も汗をふきふき💦うっすらと涙目で、辛い、キツイ、汚い、こんな調子ではもう待てない。カキ氷ぃ。スイカぁ、ソーメンっ!
いやあしかし、今年は許します。今年は。しかし、来年はどうなるの?来年は普通の暑さなの?普通にちらほら熱帯夜もあって、猛暑日なんて一回か二回はあってもいいや。でも、毎日はイヤ。ほんとうに、来年は許してくれるかしら?ええっ?再来年?

昔はこんな歌がありました。別府生まれのミッチ・ライダーとデトロイトウィールズ。日本風に芸名をつけると「ミチノリ兄ぃとトヨタアイチーズ」ってなもんですね。あの頃はアメ車が世界を席巻していたというもうすでに古い歴史の遺産なんですね。青年老やすく、学なり難し。嗚呼、青春。「地獄」を冠にした元祖ヘビーロックがこのミッチの「地獄の叫び」でした。さすがにレコードの方が優れものですが。「地獄シリーズ」のキッスも真っ青になるミッチの叫び。



ついでと言ってはなんですが、、、。




ようこそ、夏をのりきりたい。パン・オ・ヌフです。



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2018年07月23日

パンと水

一昨日は夏休み前の最后の営業。猛烈な暑さにこの暑い中ではなかなか難しいかな、と思ったのですが、ありがたいことにおかげさまで三時前には完売。
ほんとうにありがとうございました。
どんなに暑くってもパンはパン。パンのお好きな方にとっては欠かせない食材です。
その欠かせないパンをしばらくですがご提供できないのは大変申し訳ないのですが、九月半ばまで夏休みをいただくことになりました。
皆様くれぐれも健康にご留意されてこの暑さをのりきってくださいね。

いつもヌフのパンを楽しみにしてくださる皆様には本当に感謝の言葉もありません。
もっともっと喜んでいただけるように、工夫を重ね、精進あるのみ。

「晴れのち曇り、」も「晴ればっかり。」。雨が続けば晴れないかなあ、晴天が続けばそろそろ降らないかなあと勝手なことばかり。
夏本番のこれからですが、暑中お見舞い申し上げます。

しかし表題の「パンと水」は何だったのか?暑さのせいでクラクラして、わけのわからないブログになってしまいました。
お嫌でなければ休み中も時々のぞいてあげてくださいまし。不定期ですが、忘れずに更新します。
それでは、have a nice summer って、それも古いなあ。

パン・オ・ヌフ
posted by dady at 08:11| 神奈川 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月20日

夏休み前の最后の営業

怖ろしい暑さが続きます。ちょっと動くと汗びっしょり。これはこれは、これは記憶にない暑さです。
地球温暖化がはたして人間の活動のせいで引き起こされた現象なのか、それともながい地球の歴史の中で繰り返される現象なのか?
いずれにしても、幸せな未来はあるのかしら?と、ちょっぴり悲観的になってしまいます。
う〜ん?ま、ただの猛暑、とも言えなくもありませんが、、。

さて、今週の土曜日21日が夏休み前の最後の営業になります。
再開は九月半ばを予定しております。
夏休みはいくつになっても嬉しいもの。

シェフは嬉しそうに👩‍🍳今から夏休みの計画を立ててトンデレラ状態ですが、私のほうは、、、トホホ。です。(チョッピリ忙しいってヤツです)

もうひとつ、みなさまには恐縮なお知らせですが、秋の再開時にはパン・ド・ミの価格を改定させていただきたいと。先日、とある珈琲店でレジでお金を払うとき、持ち帰りのパンの広告があり、山高パンの価格を見るとこれは信じられない。しみじみと私たちのパンの価値について考えさせられてしまいました。
手前味噌で恐縮ですが、わたしたちのパン・ド・ミが安すぎる(厚かましい物言いで申しわけございませんが、)ことにあらためて思い至った次第。大変勝手な言い分で恐縮至極ではありますが、ヌフのパン・ド・ミにはこれくらい払ってもいいわよと、そう思われるパン作りに邁進いたします。どうぞご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

店主敬白
posted by dady at 10:25| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月12日

VACATION ヴイ エイ シーエーチアオエン

そう。なつやすみ。漢字で書いても夏休み。英語で書いてもNATSUYASUMI。フランス語で書くと 、vacances d'ete 。笑
なんでフランス語だけアチラなんだ?と、目くじらは立てないでくださいね。

で、その夏休みですが、当店では今週来週までは営業いたしますが、勝手を申し上げて恐縮ですが再来週の28日から少し早めの夏休みに入らせていただきます。この暑さの中でパンを焼くのは至難の技。若さが売りのパン・オ・ヌフ?ですが、地獄の厨房では若さ故、夏はそーめん、冷奴、焼きナスもり蕎麦冷やし中華。矢尽き、力果て、とても寂しいけれど、暑さには勝てない。
ここは目を瞑って食欲の秋に再会をお約束いたします。8月いっぱいは夏休みです。(ごめんなさい。)

そういえば先週でしたか、お見えになられたお客様が、ああやっと来られました。もうこちらは私にはマボロシのパン屋さんなんです。

まぼろし探偵?
と、その連想がすでに古い、と笑われそうですが、昨今このマボロシというやつも既に死語ではあります。
近頃街を歩いていて気がついたことを思いつくままに言うと、カンパーニュ、 バゲットも、信じられないくらいにふわふわのパンがあるもので、そうかこれがバゲットか?これがカンパーニュか?このバゲットが三百円か?うちのバゲットは二百八十円。そうかっ!と、下っ腹に力を入れて、目頭にうっすらと汗をかいて、そうかッ!
そうかと思うと横須賀の三春町で入ったファミリーレストラン、お昼過ぎでしたが数人の若い男女のグループが食事をしながら喧(かまびす)しいったらありゃしない。まるで居酒屋のノリ。すぐ横で食事をしていた若いカップルが本当にお気の毒。また殊更大声で馬鹿笑いをするのがその中の一人の女子。 TPOを知らないんですね。おっと、このTPOもすでに死語?親から躾を受けていないのでしょうね。本人も不幸だけれど、親も不幸です。そういえば先月でしたか、三浦海岸のレストランで携帯で長々と話し込む四十代と思しき男子がいましたね。なんだか信じられないと思うのは私だけ?

とまあ、そんな愚痴とも嫌味とも言えないような唐変木のパン・オ・ヌフですが、でも、もうすぐなつやすみ。漢字で書けば、夏休み。フランス語で書けば、、、、

週末の三連休は「危険な暑さ」がつづくそうです。皆様くれぐれも体調に留意されてこの夏を乗り切りましょう。土曜日、営業しております。頑張ります。




posted by dady at 20:13| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月08日

厨房の中はアッちっち!

さてこの季節、どこのパン屋さんもそうでしょうが、ヌフも御多分に洩れず、朝から三十度を超えてアッちっち!
記録的な猛暑の予想まで出てパン屋さんは涙目をこらえてパンを焼きます。
そんな季節の台風と梅雨前線の影響で先週は列島各地で大災害。まるで伊勢湾台風のような大荒れのお天気で、今なを助けを待つ人が大勢いる状況ではパン屋の苦労なんて言ってられません。
一日も早い災害の復旧を願うばかり。

(ごめんなさい、伊勢湾台風は死者4,000人以上の甚大な被害だったんですね。)

天災は忘れた頃にやって来る。しかし、このところの異常気象は忘れるそばからやってくる。忘れる暇もなくやってくる。昨夜の地震もしかり。来たっ、と思いましたが幸い本番ではなくホッとため息。なんだか地震慣れも嬉しいやらこそばゆいやら😂。
こんな地震がエッチラホッチラやってくる日本列島に、ほんとうに原発は必要なの?

原発、台風、異常気象。地震雷火事親父。
人生いろいろ、男も色々、女だっていろいろ咲き乱れて、雨も☔️嵐も乗り越えて、おとこイチローどこへ行く。
このイチローも、私たちの時代の一郎とは違うんですねえ。(わかる人は分かるかしら?)
ということは、幸子の幸はどこにもないのかもしれない。
幸福も不幸もない。ああ、それは、まるで人間失格の時代に逆戻りしたのでしょうか。(これも分かる人は分かるかしら?)

こんなホットな列島には、これっきゃないけど、これも以前ご紹介したような?



夏になると思い出す。「スプーンに溢れる愛」なんて、素敵なバンド名だと思いませんか。
分かる人は分かるかしら??


ようこそパン・オ・ヌフのHOTな世界へ






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2018年06月21日

23日はお休みです。

梅雨空の肌寒い日がつづく毎日、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
〜〜大きなお世話と叱られそうな不愛想な書き出しで失礼しました。
こんな時はなにかあるぞ?と思われた皆様、そうなんです。今度の土曜日は恐縮ですが、お休みをいただくことになります。申し訳ございません。

雨の日マークの土曜日はお休みをいただくヌフですが、今週は雨にかかわらずお休みをいただくことになります。ご容赦下さい。次週の営業は30日、頑張ります。(心して)

そういえば今度の日曜日はラベンダー祭り。ヌフのお店の目の前で繰り広げられる賑やかな花の祭典。
この日のために一年間、来る日も来る日もせっせと草を取る黒子に徹する方がおられます。夏の暑い日にも早朝から黙々と草を取る。私たちも朝は特別早いのですが、空が白み始めるとかならず向かいのラベンダー畑でせっせと働くその方はほとんど毎日の如くラベンダー畑の世話をやく。私たちは厨房の小さい窓から時折その方を見やりながら、まるでその方といっしょに併走するようにパン作りに励んでいるのです。
まさに、ラベンダー畑は一日にして成らず。しかし、それもたったの一日で、そうしてあっという間に刈り取られてしまうラベンダーの花。花咲く💐娘たちは、あゝ、いま何処。

じつは、そのラベンダー畑を守る方のたぶんお母様ではないかと思われるおばあちゃまがいらっしゃるのです。少し足がお悪いのですが、時々ご無理をされて頻繁に行き交う車の途切れたときにご不自由なお体で道路を渡ってヌフのパンを買いにきてくれるのです。
「いつもなかなか渡れなくてゴメンね」っと仰言ってくれるのですが、こちらこそそのお気遣いがありがたく、パンを包む時も心のなかで最敬礼。本当にありがたいことだと思います。二、三年前になりますが、そのおばあちゃまが摘んだラベンダーの花をひと抱え💐、私どもに届けてくれたことがあります。綺麗に包装して、これ、あげようと思って、と、ご不自由なお身体で道路を渡ってきてくれて、手渡されたラベンダーの花はひときわ美しかったです。
パンを間において、私たちはなんて恵まれたパン屋なのでしょう。



ようこそ花咲くパン・オ・ヌフの世界へ。でも、こんどの土曜日は、お休みなのです。



posted by dady at 06:35| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月10日

時を翔る

時計よ止まれ。
これはなんだか永遠の憧れですよね。時が止まればあの後悔も取り返せるかもしれない。あの失敗も、あの地団駄も、あのかけがえのない大事な宝物も取り戻せるかもしれない。あの時、時間さえ止められれば、、、。ああ、しかし、時間は無情に流れていく。

失敗談をあげつらえばお釣りどころかどっさりと負債を抱えてしまいそうで、しかしそれが人生。それが人生だと悟るのに数十年。その間、時は止まらない。止まれば人生を悟ることもない。

今日は時の記念日だそうです。私たちの時もチクタクチクタク。

 時間の二十日鼠 君ら美しい日日よ
 君らは少しづつ僕の生命を齧っている
 、、、

アポリネールも時間に止まって欲しかったのでしょう。
私たちのパン作りもまた、時間との勝負。発酵時間やパンの状態を図るのは腹時計。???いえいえ、そんなことはございません(笑)
ヌフの厨房には時計が10個。ほんとうに数え切れないほどの時計があります。それぞれのパンの状態を時計で測り、ベンチタイム、最終発酵、焼き時間。みんなすべて時を刻む少女。
その時、時、時。疾きこと風の如し、掠めること火の如し。
時間は基準に過ぎないけれど、その時間を守ることも大切です。なぜなら、それがすべての基準だからです。適当であることは許されない。適当で許されるのはトーシロの世界。そしてそこからさらに踏み込んで、美は乱調にあり。

これはこれは、私たちは試されている。時が私たちの想像力のなかで疾風のように駆け巡っている。私たちは時の僕(しもべ)。

DSCN8263.jpg

「エピ・ザ・ツイスト」の登場です。
ベーコン・エピであることはほとんど王道といってよいのでしょうが、そこはそれ、私たちにはまた独自の道がある。ベーコンにはブラックペッパーとチーズをまぶして仕上げに細かく砕いたクルミの粉を振りまいています。
わたしたちの「エピ」にツイストをかぶせたのはもちろんその形から発想したのですが、この名前、わたしたちのお気に入りなんです。
ツイストといえばチャビー・チェッカー。一発屋のチャビーですが、実はその「ザ・ツイスト」よりも二匹目のドジョウを狙った「レッツ・ツイスト・アゲイン」の方が名曲なんですね。



さて、アポリネールの詩の続きはこうして完結します。

 やがてわたしも二十八歳
 不満な暮しをしているほどに

不満な暮らし、、、そこがミソなんですね、、、。誰しも抱える不満不満、ふ、ま、ん。


ようこそパン・オ・ヌフのチャビーな世界へ



posted by dady at 10:03| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月18日

明日十九日、シェフ👩‍🍳、過労のため、。

大変申し訳ございません。明日の土曜日、待ちに待った営業日ですが、シェフの具合が思わしくなく申し訳有りませんが休業とさせていただきたいと存じます。
一日も早く回復して、次週は元気に復帰いたします。よろしくお願いします。

店主敬白

P.S.
今週はじつは、あのエピの復活を目論んでいたのですが、残念、次週に持ち越しです。

DSCN30.jpg

復活させたいパンは数あれど、このエピとフーガスはその最右翼です。

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菓子パンではパンぺリュヂュも、ああヌフのパンぺリュヂュは絶品でした。

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人気があったという意味ではあとカスクルートがあります。

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これももうほっぺが落っこちるほどの絶品でしたが、(なんでも絶品なんですね。ヌフにかかっては) しかし、考えてみるとどれも結構手間のかかるパンでした。エピもフーガスもパンペルヂュもカスクルートも以前はぜーんぶ作っていたのですから思えばハードな日々でした。
今はもう、出来ない。(笑)

ということで、エピは乞うご期待!そう、あの「エピ・ザ・ツイスト」が再登場です。ジャン!❣️
来週まで、待っててください。神様、お願いします。





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2018年05月11日

今さらながらの黄金週間

あっという間のゴールデンウィーク。終わればまるでなにごともなかったかのごとく、GW明けの嵐も過ぎ去って今日はおだやかな、薫風かおる五月。佳き一日かな。あっ惚れっ❣️

しかし今年のGW、可もなく不可もなく。てっきりあっという間に完売か?と思ったら然に非ず。売れない、来ない、捌けない。無い無い尽くしで何にもない。(笑笑。)まあ、なんとか五時まで頑張ってようやく完売とは、当店の人気のなさに愕然。いつもの営業とは違ってご近所さんはGWを敬遠されて、あらららら。
さて明日からはいつもの営業。この「いつもの」が大事なんですね。よくわかりました。大事にしたい、君とルーティン。

アメリカと北朝鮮の鍔迫り合いも🇰🇵いよいよ大詰めですね。トランプさんという方は、女にだらしがなくて下半身のスキャンダルばかりが世間を騒がせますが、北朝鮮とのやりとりもまるで戦争間近のような雰囲気を盛り上げて意外と落としどころをしっかり考えている。もちろんまだ何があるかわかりませんが、これまでのトランプさんを見ているとこれはひょっとしてひょっとした大統領なのではなかろうかと、思いますね。女ったらしと思われていますが、家族や娘さんや奥さんを大事にしている。シェフがいつだったかしみじみとした口調で言ってましたが、あの人は愛情深いと思う。と。
何より自国民を大事にして、拉致されたアメリカ人を必死になって取り返している。オバマがそんなことをしたでしょうか?横田めぐみさんをはじめとした拉致された日本人の奪還もトランプさん頼みというのはちょっと悲しいけれど😢、しかしご家族の皆さんは祈るような気持ちでしょう。帰ってくることを祈りましょう。祈りをこめて。

うん、黄金週間。黄金バット。

しろがねも 黄金 (くがね ) も玉もなにせむに まされるたから子にしかめやも

今日は久しぶりにこんな歌を。
子供のころ、姉のレコード盤を擦り切れるほど聴いて、ついにこれでフランス語を学んだ少年「ぼく」。シェフは日仏学院でフランス語を勉強したので、わたしがクルマの中🚗やなんかでこの歌を口ずさむと大笑いするんですね。わたしが子供心に聞こえたまんまで覚えこんだシルヴィー訛りのフランス語を。
ウルトラマンのバルタン星人の名前にもなった本家、アイドルを探せ。

「ラキバリポワネドシー」

あの頃に戻りたい。



そのシルヴィーが来るんですね。最後の来日公演だそうです。東京公演は6/1 オーチャードホールで。まさに「シルヴィーがやって来る イェ!イェ!イェ!」 観たい!!!




ようこそ、少年「ぼく」のパン・オ・ヌフの世界へ




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2018年04月24日

GWの営業は、まず28日、29日の土日から。

早いもので、GWはもうすぐそばまで。ま、そうはいっても残念ながらすでにGWに心ときめく年齢はとっくに過ぎてしまいましたが、それでもなぜかこの時期になるとアンテナがピクピクするもので、さてそんな私たちパン・オ・ヌフですが、毎週土曜日のみの営業が今週のGWは頑張って28、29の両日を営業といたします。覗いて見てくださいね。

先週はカンパーニュの生地の余りでこんなパンを作って見ました。

fruitNOUVEAU2.jpg

これは美味い。(ハイハイ)久しぶりに出ました。笑
フルーツが三種類。延ばした生地にクリームチーズをべっとりと塗ってさてその三種類が秀逸でした。自分たちで食べようと作ったのですが、これはむしろ「フリュイ」の新しいヴァージョンとして売り出したらどうかしら?
現在のフリュイはそれこそドライフルーツが四種類も入っているのですが、この新しい「ヌーボ・フリュイ」は三種類にクリームチーズです。この取り合わせがとってもグー。その三種類とは何となに?「ヌーボ・フリュイ」か「フリュイ・ヌーボ」か?今度の土日、店頭にてお目見えします、乞うご期待。

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さて先週の予告編につづいて今週はついに本編の登場です。あまり期待はなさらずに、、、えっ?期待はしてない???

そう、バゲットに新しい機械?を導入して、圧倒的なオートメーション化を一気に計るパン・オ・ヌフ〜ですが、取り敢えず、その問題のプレスをかけて見ました。ゴメンなさい。
はいこちらがその油圧式のプレスです。う〜ん、油圧式?というよりも、おしくらまんじゅう式?といったほうが正解かしら?

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ここまではプロローグですが、さて、ここから時代は新しくなりました。

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生地にシートを被せます。後ろに新しく導入したプレスが見えるかしら?

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つまり、こんな風にプレスをかけるのですね。えっへん。

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こうして奇跡的に均一に延ばされたバゲット生地を自動で裁断するわけですが、自動というのはちょっと当たらないような、当たっているような、、、とほほ。

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パンは難しい。

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しかしこのマシーン導入以前と以後では明らかにバゲットの安定が目に見えて違う。本当を言うと、ウ〜ん、ってほど違うわけではないのですが、まあ確かに分割にかかる時間の短縮は効果抜群です。もうひとつはクープの入りが美しくなりました。開きの悪いクープというのがなくなりましたね。いやはや、バゲットは難しい。

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2018年04月18日

女は乗せない 戦闘機

昨日はまた震え上がる寒さ。今日も朝からまるで氷雨のような雨模様、午後になるとスカッと晴れ上がってこれで週末は初夏の陽気だとか?信じられません。
信じられないことはいろいろありますが、はるか昔の太平洋戦争。「軍隊小唄」という歌がありました。

 腰の軍刀に すがりつき
 連れてゆきゃんせ どこまでも
 連れてゆくのは やすけれど
 女は乗せない 戦闘機

当時の世相を私はもちろん知りません。いえ、本当です。ほんとうに、知りません。(笑)
ただ、子供の頃に何かで読んだかした記憶はありますね。まだあちこちに戦争の傷跡が残っていた時代なのです。
最近読んだあの神風特攻隊にまつわるルポを読んでいたら、いや、涙なしでは読めませんでした。

さて、昨今の財務事務次官の女性記者へのセクハラ疑惑、新潟県知事の不適正交際での辞任劇。愚かな、まるでおバカの見本ではあるけれども人間社会に必須の悲喜劇を見るにつけ、本来の理由は判りませんが、土俵を神聖視してあえて女人禁制とした相撲取りの先見の明を私は褒めてあげても良いのではないかと、しつこいかもしれませんがそう思います。男はやっぱり、バカなんです。(泣)

リュスティック.JPG





私バカよね、おバカさんなパン・オ・ヌフ



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2018年04月15日

愛の讃歌

パン・オ・ヌフもおかげさまで着々とオートメーション化が進み、?今や厨房はほぼ機械仕掛けのオレンジ🍊。
クサビを切ったバゲットの自動分割機はその後も快調で美しいバゲットつくりの隠れた主役。しかし、?問題も散見されるもので、悩ましいのはこの機械化による人間性のはく奪。(笑)私たちもまるで機械のようにカチカチカチカチ、その動きはまるでマイケル・ジャクソンかR2-D2。「ビいレッー!」beat it! いやあうるさいうるさい。
足音はかつかつカツカツ、手を動かすのもほとんどパントマイム、動く姿はムーン・ウォーク。流しにいたかと思うと気がついたら後ろ歩きにオーブンの前に。あゝここはどこ?わたしはだれ?どうしてここにバゲット?
( 忘れっぽいわたしたちの厨房はいつもこんな調子で笑いだけは絶えないのですが、、、 )

しかし、日進月歩のパン・オ・ヌフはここで新たに問題を解決すべく、分割機のモルダーにプレスを導入することにしました。これまではモルダーに落とし込んだ生地を油圧で均していたのですが、いえ、まあ、油圧といっても脂汗をかきながらただ手のひらで押していただけ、と言えばそうも言えますが、これだけではどうしても不均衡だということで新たに油圧コンプレッサー式のプレスを導入して天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず。下界はあまねく平等の生地。250グラムは何人たりとも通さんぞ。この心意気が大事です。

さて、その油圧式コンプレッサー式プレスとはそは何者ぞ?雛形はできたのですが(かんたんかんたんなんでもできる。わたしたちはぁ?かんたんシスターズぅ〜!)これからメーカーに見積もりを出させて正式発注はシェフの決済を仰いでからとなりますが、今週半ばには完成品が当工房に搬入されることになりそうです。ブログにお目見えするのは来週かな?(24日のバゲットをお見逃しなくっ)

今日はまた季節外れの春の嵐。1日ずれて助かりましたが、この嵐を抜けるといよいよGW本番です。
ようこそマシーンへ。






ようこそパン・オ・ヌフの世界へ



posted by dady at 08:29| 神奈川 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする